非純正インクカートリッジとの出会い

「先輩、何やっているんですか?」そう私が先輩に尋ねると、「インクの詰め替えだよ。純正のインクは高いからな。こうやって100円ショップの詰め替えを買うとコストは10分の1だからな。」高校2年の時、プリンターのインクに純正というものがあり、その純正のインクは高いという事を私は初めて知りました。

私は大学1年になった。上京し、初めての一人暮らしをスタート。祖母からは進学祝いでパソコンを買ってもらった。そして、パソコン購入時にプリンターも買ってもらった。プリンターはエプソン製だった。ただ、詰め替えのインクの存在を私はすっかり忘れていた。 

一人暮らしをはじめてから半年、プリンターが動かなくなった。インク切れだ。パソコンの画面、プリンターの画面を見ると「インク切れです。カートリッジを交換してください」の文字があった。思えば、半年間で大学の授業で使うレジュメやら、レポートの印刷で結構プリンターは利用していた。そこで、私は高校時代の先輩の話を思い出し、近くの100ショップに急いだ。

100円ショップで私は絶望をした。なんと、使っているプリンターにある型番のインクが無かった。「純正を買うしかないのか」と落胆していた。そう落ち込みながらネットサーフィンをしているとそこに救いが来た。「非純正インク315円」と書いてあった。そう、非純正インクカートリッジがネットでは多く出回っていたのだ。いやはや、今となっては当たり前だが、当時の私は随分と狭い世界に生きていた。